実地問題が解けない人“あるある”

2024/01/24

おはようございます。
国試リハビリセンターです。


国試まで1ヵ月を切るこの時期になると、
実地問題(3点問題)に照準を合わせて勉強している人が多いと思います。

9月のブログに、
『3点問題(実地)で点数上げるなら』
というタイトルで書きました。


●基礎知識
●想像力強化(画像や動画の活用)
について提案しました。

実践している人は変わったと思いますが、
そうではない人も居ると思います。


その中で、
実地問題が解けない人“あるある”について
今回はお話します。


前提条件として、
基礎知識が不足していると
実地問題を理解するのは難しいです。


Q:提示された検査値や状況は正常or異常?

Q:問題文にある単語が正しく理解できているか?

これが正しく判断できないと、
選択肢を選ぶ段階にも行けません。


問題文を理解せず選択肢を選ぶのは、
鉛筆転がして数字を選ぶ事と一緒


だからこそ、基礎知識をしっかり補填する事
が重要です。
(特に基礎医学分野)


さて、前提を踏まえた上で
実地問題が解けない人“あるある”
というのは…

“深読みし過ぎ”問題です。

PTOT関わらずですが
問題文を深読みし過ぎて間違うケースが有ります。


例:(OTの場合)
精神科の症例問題で、問題文に書かれていない事を
勝手に想像して、設定を作ってしまう。





ここで読むと
ツッコミたくなるかも知れませんが

本番では結構“あるある”です。


特に、
・過去問をたくさん解いてる人
・実習で患者さんに寄り添って話を聞いた人
・生活歴や背景を大切に実習をしてきた人

これらに該当する人は、引っかかり易いです。


問題文に掛かれた以外の情報は
存在しません。

考える必要も在りません。



書かれた文からの情報のみを使い
考えられる解答を選択肢から選んで下さい。


国試まで時間を思うと、
『あと10点欲しいから、実地4問できたら…』
と安直に考える人がいます。



でも、そういう人程
【基礎知識】を高めて、
冷静に文章を読んで下さい。


実地問題をたくさん解いて答えを暗記した所で
国試当日に正答できるとは限りません。



この時期だからこそ、厳しいことを言いますが、
楽して点を取る事は出来ません。


日々の積み重ねと、基礎知識を高める事が
実地の点数アップを含めた得点力アップの鍵です。






それでは、体調を崩さない様に気を付けて
いい1日を過ごして下さい。

来春、皆さんが目標とする場所で、
いい顔で仕事されている様、
私たちも一緒に頑張らせていただきます。


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