試験に失敗した話

2023/04/25

おはようございます。
国試リハビリセンターです。


合格発表から1ヵ月経ちましたが、
まだ気持ちを立て直せていない人も
いるかもしれません。

今回の話は、そうした人たちに向けたものです。


この話は昔のことですが、実話です。

私自身、学生時代に進級判定で落ちて
学内留年した経験があります。


進級判定は点数評価であり、
国試同様
1点でも足りなければアウトです。


結果から留年確定は理解していましたが、
受け入れられず、うつ状態になってました。


進級決定前に面談もありましたが、
反論する力も足掻く力もありませんでした。
(うつ状態の時は、言葉を出す力が消えます。)


この時の生活は、とても辛かったです。





一時期は、“人生の終らせ方”を検索し
予定まで立てていました。


でも今は生きてますし、OTやってます。(笑)

こんな、希死念慮の塊が変化した切っ掛けが
人に
話したことでした。


留年確定後、親へ報告では、説教覚悟でした。
(出資者なので、これは義務です)


でも実際はとても、あっさりしてました。



(イラストはイメージ図)


この一言に背中を押してもらえたのは、
間違いなかったです。


その時、改めてOTになりたい理由を考え、
以下様に答えてました。


「就職したら、留年分は全額返済する!!」
(正確には、留年か退学の返事では無い。)


それからは、まさに霧が晴れた様な感覚でした。
今では、「留年して良かった」と思ってます。


たくさんの経験を積むことができ、
何よりも充実した時間を過ごせました。


そして、就職後は留年が自分の強みとなりました。
その実体験の話です。



私が、入職当初に担当した方の話です。
壮年期発症で、復職を諦めていた担当さん。

でも、一転して復職を視野に
リハに取り組まれるようになりました。

結果、退院と同時に復職可能となりました。


退院時に経緯を聞いたら、

「あの話(留年経験)を聞いて、
やり直そうと思った」


との事で、びっくりしました。



自分の経験が、
想像以上に人を勇気づけることがあります。

今はそう思えなくても、
数年後に気づくこともあります。


良くも悪くも、経験は貴重です。


辛い経験も武器できるのは、リハ職だからこそ!!
だと思います。



ここだけの話、担当さんの多くは、リハ職を
「現役合格の成功者」と思っている様です。

そのせいか、この様な経験を話す人には
親近感が沸く様です。


来年は皆さんが、武器にして下さい


今回の話は重かったかもしれません。

でも、こんな人が居る事を知ってほしかったし、

やり直している事実も知って欲しかったです。

だから、敢えて書きました。


いつでもやり直せるし、
その方法は人の数だけある

と私自身思っています。


それでは、体調を崩さない様に気を付けて
いい1日を過ごして下さい。


来春、皆さんが目標とする場所で、
いい顔で仕事されている様、
私たちも一緒に頑張らせていただきます。


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